◆モータの損失について
◆コイルについて
▼ 当社のコイルは、大きなトルクを出せるデルタ結線です
可能な限り高密度の巻き線を行ってさらに高トルク化しています
また、許容温度150℃のマグネットワイヤで信頼性を高めています
◆マグネットについて
! マグネットには大きく分けて4つの要素があります。
1.材料
材料は主に4つの性能で評価されます
✔残留磁束密度:鉄などの吸着の強さ
✔保持力:コイルなどの外部磁界に対するマグネットの減磁のしにくさ
✔最大エネルギー積:残留磁束密度×保持力に比例
✔許容使用温度:常温に戻した時に磁力を回復できる許容温度
2.製造方法
特徴
✔鋳造、焼結は高密度で高性能、但し寸法精度を出すためには研磨が必要
✔ボンド混入成形型は射出成型で立体形状やシャフトとの一体成型が可能
✔ゴム混入圧延型は低性能、但し柔らかいシートのためカットや曲げが可能
3.異方化
マグネットの結晶の向きを揃えると特性が向上します
▼当社のマグネットは焼結ネオジムを精密研磨し、シャフトに直接挿入しています
従って、S~N 間の磁路が長く高パーミアンス係数となり高トルクです